長女、次女ともにHSCの敏感っ子。
(アーロン博士のチェックリストに当てはまることから)
繊細な気質から疲れやすく、情緒不安定になることが多々あります。
ショックなことがあると
人目気にせず
大声で泣いちゃうことも…
些細なことにも敏感で感情に出てしまう子供。
そんなデリケートな気質をもった子供のためにも…
楽しく個性を伸ばせる習い事をしてほしい!
しかし、
HSCに合う習い事を見つけるのは簡単ではありませんでした。
どの習い事が向いているのかな?
まずは子供の興味ある習い事を体験。
精神的にも体力的にも合っているかどうか判断して取捨選択。
結果的に、HSCの長女が続けている習い事は
ダンスとオンライン授業です。
ダンスは6年。
オンライン授業は1年。
次女も長女と同じ教室でダンスを習い始めました。
我が家を一例に、HSCに合っている習い事の条件、そして習い事をしていて良かった理由を紹介していきます。
体験から始める
少しでも興味のある習い事が見つかれば、
まずは体験!
実際体験してみて少しでも気になることがあれば、
「うーん。」
とあまり良い顔はしません。
- 先生の雰囲気
- 部屋の環境
- 周りのお友達
- 習い事の内容
親ではなく子供自身がどう感じるか。
親の意見ではなく、
子供の本心を聞き出すことが大事です。
習ってほしいピアノは
全く関心がないから
諦めようか…
HSCに合っている習い事の環境
体験から始めて結果的に、
ダンスとオンライン授業を今も続けて受講しています。
HSCが自然体で二つの習い事に望める理由は、
以下の条件が揃っているからです。
- 先生が気さくで優しい
- 同じ学校や幼稚園の友達がいる
- レッスン時間や通学時間に無理がない
- 勝ち負けなく自分のペースでできる
先生との相性
どんなに自分の好きな分野の習い事でも、先生が苦手だったら…
大人でも苦痛ですよね。
子供には先生の話し方や表情からビビッと察知するものがあるようです。
幼稚園や学校の先生との相性も合ったり合わなかったり…
厳しかったり、淡々と指導ばかりするような先生にしばらくは我慢できるものの、そのうち息詰まってしまうでしょう。
我慢し続けると不登校になるのと同じで、習い事もきっと続きません。
今の習い事の先生は子供のことを
すっっっごく褒めてくれます。
そして、子供のデリケートな気質を理解してくれています。
だから、子供も嬉しくてもっと頑張ろうと思えるのでしょう。
尊敬しつつも友達感覚で話せるような関係が理想です。
ダンスもオンラインも
笑顔で明るい先生だね!
同じ学校や幼稚園の友達がいる
HSCは頑張り屋さん。
でも、内気で人見知り。
習い事でも積極的にお友達に話しかけたりする様子はありません。
お友達と仲良くなったら
もっと楽しいのになぁ。
レッスンも真剣に取り組んでいるので、
1人でも大丈夫なように見えます。
でもそれは、
周りのお友達が顔見知りだから。
同じ幼稚園のお友達がいてくれることで安心できているのです。
きっと全く知らない子ばかりだと緊張して行けないでしょう。
レッスン時間や通学時間に無理がない
ダンススクールまでは車で5分。
オンラインは家なので移動時間は0分。
というように、
通学にかかる時間は最小限に。
そして、レッスン時間は約50分。
長くもなく短くもないちょうど良い時間です。
HSCは少しでも負担を感じると嫌気がさして、
やる気を損なってしまいます。
習い事で疲れないように、
無理のないよう時間の配慮も必要です。
勝ち負けなく自分のペースでできる
我が家の子供たちはすっごく負けず嫌い。
ゲームで負けると発狂レベルの大泣き
「もうやりたくない!」
で終了です。
悔しさをバネに…が通用しないのです。
個人・団体関係なく、
勝敗を決めるスポーツは向いていません。
カルタやトランプでも
負けたら大変!
家でよくバドミントンをするので教室を体験してみましたが、
習い事としては合っていませんでした。
サッカーやバスケットボールなどのチームスポーツを勧めても、
体験すら行きたくないようです。
勝ち負けやグループを気にせず、
しんどい時はいつでも休めるような
自分のペースで頑張れる習い事が適しています。
自己肯定感がアップする
HSCは真面目でいつも全力投球。
でも、些細なことで挫けてしまいがちなので、
とにかく自信をつけてほしいと思うのです。
習い事では
頑張れば頑張っただけ力がつくことを実感できるので
「やればできる!」
「次はもっとがんばろう!」
達成感から自信とさらなる努力に繋がります。
心から楽しめる習い事は、
子供の自己肯定感を確実にアップさせてくれます!
ダンスと
オンライン授業を受講していて
本当に良かった!
まとめ
HSCにとっての習い事は、
興味ある分野だけでなく
のびのびと自分の個性を発揮できる環境が大事になってきます。
子供は超超超デリケートです。
先生、友達、通学時間や受講時間などの条件が見合っていないと
楽しく続けることができません。
親の希望や期待はありますが、
子供に合った習い事は子供自身が見つけてくれます。
そして、
十分に才能を発揮してくれることでしょう。