長女が小学2年生のとき、学校に行けない時期がありました。
当時、唯一続けていた習い事が、ダンスです。
学校を休んでいる日も、ダンスだけは休まずに通っていました。
それが結果的に「再登校のきっかけの一つになった」という記録です。
たった一つの習い事
週に2回、夕方1時間のダンスレッスン。
幼稚園の頃から続けている、唯一の習い事です。
先生のことも、ダンスそのものも大好きで、学校の友達もたくさん通っている教室です。
レベル的にも無理がなく、休憩時間に友達とおしゃべりできるのも楽しそうでした。
気を張らずに行ける、ゆるやかな雰囲気だったことも、長く続けられた理由の一つだったと思います。
学校を休んでいても習い事には行きたい

学校を休んでいる日でも、「ダンスは行く!」と言う娘。
当時は好きなアイドルの影響もあって、ダンスが上手くなりたい気持ちがとても強い時期でした。
それに、学校を休んでいた理由は友達関係ではなかったので、学校以外の場所で友達に会えること自体が、長女にとって楽しみになっていたようです。
学校を休んだ日にダンス教室へ行くと、友達に「なんで学校休んだの?」と聞かれることもありましたが、本人はあまり気にしていない様子でした。
学校を休んでも習い事は行ってOK?

正直なところ、学校を休んでいるのに習い事には行かせていいのか、最初はかなり迷いました。
周りにどう思われるだろう、という不安もありました。
そんな時、学校の先生に相談したところ、
「学校を休んでいても、習い事はぜひ行かせてあげてください」
と言ってもらえたことが、大きな後押しになりました。
その言葉のおかげで罪悪感を抱えすぎず、外に出る良い機会として習い事には進んで行こう、という考え方に切り替えられました。
習い事が支えてくれたこと
不登校の時期、心配だったのは、体力が落ちてしまうことと、社会生活を送れなくなることでした。
学校に行かなければ体力は落ちてしまいますし、顔を合わせる機会も減れば友達との距離も自然と開いてしまいます。
その点、週2回のダンスレッスンは、体を動かして気分転換する場であると同時に、学校のストレスなく友達と過ごせる場にもなっていました。
学校に行けない時期でも、ダンスに向かう娘の元気な姿を見られたときは、親としても安心できました。
自信につながった発表会
学校のことを考えると気が重い日が続いていましたが、ダンスレッスンだけは楽しみにしていたようです。
ある発表会では、それまでで一番のびのびとした表情で踊る姿を見せてくれました。
好きなことには全力になれる、学校を離れてリラックスできているからこそ、ダンスに集中できていたのかもしれません。
そして再登校へ

発表会でチームを組んでオリジナルダンスを披露するという課題が出されました。
それがきっかけで友達との関係がぐっと深まり、「友達に会いたいから学校に行く」という気持ちが芽生えたようです。
習い事を通じて築けた友達関係が、結果的に再登校につながりました。
学校に行っていなくても、誰かとつながれる場所があれば、それが思いがけない形で背中を押してくれるのかもしれません。
おわりに

習い事は、正直そこまで重要視していませんでした。
でも、娘が不登校になったときは、続けていて本当によかったと感じています。
学校以外に学べ、友達に会える場所があることは、想像していた以上に大きな支えになりました。


