宿題で大泣きするHSC。癇癪を起こしたら親はどう対応する?

不登校経験のある小3の娘。

学校では真面目でデリケート気質なHSC。

家では宿題の途中に大泣きすることがあります。

お疲れ気味の時に
分からない問題に出会ったり
サクサクと思う通りに進めなかったりすると

「もー!ー!!!」

となってしまうのです。

あー!

スイッチが入っちゃった!

でも、
どんなに大泣きしても途中で諦めたことはありません。

夏休みの自由課題は大泣きを乗り越えて三作品も完成できました。

泣いても最後までやり遂げることで大きな達成感を得ることができています。

HSCが宿題で癇癪を起こした時に親がどのように対応しているかをお伝えします

癇癪は頑張っている証

宿題をしている子供

子供が宿題でイライラしてしまうのは
ほんの些細なことが原因です。

分からない問題に出会った時、
自分の思うように出来なかった時、
漢字の練習に飽きてきた時、

上手に気を抜くことができないまま突っ走り
出来ない自分にイライラ…

もともと疲れていたり、
宿題をすることで疲れが限界に達すると
癇癪を起こしてしまいます。

ちょっと

休憩しようよ。

でも、大泣きするのは

精一杯頑張って取り組んでいる証です。

真面目なHSCは
宿題ひとつに対しても全力投球!

手抜きができないようです。

疲れているのに

よく頑張ってるね!

「大丈夫だよ。」と寄り添ってあげる

母に褒めてもらっている女の子

手をつけられないほどの癇癪ですが、
そんな時こそ

冷静に落ち着いて話しかけてみます。

どうしたの?

基本、
受け身姿勢で。

どうして泣いているか、
何が気に入らないのか理由を教えてくれたら
解決法を一緒に考えてみましょう。

しばらく横についていてあげるだけでも
子供は安心します。

大丈夫だよ。

宿題を頑張っていること、
文字が丁寧に書けていたり、
できていることを褒めてあげる
アゲアゲ作戦も○

泣き止む時は必ず訪れるので
ゆったり寄り添ってあげましょう。

気持ちが落ち着けば再スタート

勉強している女の子

子供が泣き止んだ後は

案外サクサクと進みます。

親もひと安心。

困難を乗り越えた後のエネルギーは大きいものです。

そして、やり遂げた時は
素晴らしい達成感を味わうことができます。

やればできる

自信の積み重ねがHSCの心を豊かにしてくれるのです。

子供のペースを大切に

宿題をしている女の子

親の理想、もちろんあります。

  • 帰宅したら、まず宿題をしてほしい。
  • 夏休みの宿題は早めに終わらせてほしい。

宿題が早く済んでいれば、
子供は楽になると思うし親も安心。

でも、
子供には子供のペースがあります。

疲れきっている時に無理に宿題をしてもなかなか進みません。

無理すると癇癪にもつながります。

泣かれるのが

一番辛い〜!

早く宿題を終わらせてほしい希望はありますが、
いつやるかは子供に任せています。

YouTubeを見てから、夕ご飯の後、お風呂の後…

疲れのひどい時は諦めて、
朝起きてからしています。

朝の方が

断然早く終われる事を

子供が実感しているよ!

小2の夏休み、
最終日に泣き泣き宿題を仕上げていました。

でも小3はその辛い経験があったから
早く仕上げてしまおう!
と7月中に終わることができてスッキリ。

本人のヤル気次第ですね。

自由課題は困難がつきもの

粘土に色を塗る子供

夏休みの宿題。

ドリルは早く終わらせることができても
作品作りなどの自由課題は毎年苦戦しています。

貯金箱、ポスター、書道…

「うまくできないー!」

作成途中、
大泣きの修羅場です。

最初に思い描いていた理想の形に出来ないと
ムシャクシャしてしまうのがお決まりです。

よしよし…

落ち着いて〜

娘が困った時は
何かしらこちら(ママ)に助けを求めているようですので

「はいはい〜どしたの〜?」

泣いている理由を聞いて、

「こうしたらどうかな?」

冷静にアドバイスを提案してみますが、
結果的にどうするかは子供が判断。

解決の糸口が見つかったら気分を取り戻し
最後まで頑張ることができます。

普通に考えると
静かな部屋で集中してやる方が良さそうですが、

横でテレビをかけ流していた時は
唯一泣かずに仕上げることができたので

気を抜きながらゆるい気持ちで取り組むのがちょうど良いのかもしれません。

まとめ

HSCは真面目に宿題をやろうとするものの
気を抜くポイントをつかめないまま頑張りすぎると
大泣きしてしまいます。

でも、挫折せずにやり遂げる真面目ちゃん。

親は側でゆる〜く見守るだけで
自然と子供の気持ちは回復していきます。

子供のペースを尊重して
頑張る姿を応援してあげましょう。

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