娘は外交的なHSC。生まれ育った環境と子育ての悩み

長女は小さい頃から

人と話すことを楽しみ
友達や大人数でワイワイするのが好き!

でも…

突然大泣きしちゃうことがあるんだよね。

社交性があります。

でも、人と過ごして疲弊してしまうと
急な癇癪につながってしまいます。

娘は
「人一倍敏感」な「HSC」。

「HSC」の中でも「外交的なHSC」だと思われます。

社交的な子供が乳幼児期にどのような環境で育ったか、また外交的HSCの子育てで悩んだことを紹介していきます。

外交的なHSC(HSP)? 

通学する小学生

社交的で好奇心旺盛の元気娘。

でも、急な変化や些細な刺激に
癇癪を起こすことに悩んでいました。

どうして
気性が荒いんだろう?

でも、不登校をきっかけに「HSC」という言葉に出会い
娘が“超敏感”気質であることを知りました。

そして、HSC(HSP)の中にもタイプがあります。

HSP(人一倍敏感な人)の70%は内向的でしたが、30%は外交的だったのです。

「ひといちばい敏感な子」 エレイン・N・アーロン著

長女と次女をみていると違いが一目瞭然。

長女は友達が多く初対面の人にも物怖じしませんが、
次女は友達が少なく人見知りも激しいです。

長女は外交的、次女は内向的です。

生まれ育った環境は影響する?

田舎の風景

外交的な長女は赤ちゃんの頃から
実家や義実家で過ごすことが多く、

主に二人のおばあちゃんに育てられたと言っても
過言ではありません。

出産後、職場復帰してからも
近くの両実家に預かってもらっていました。

田舎でご近所同士の繋がりが深く、
いろんな人と接する機会の多い環境でした。

おっちゃん、おばちゃんが

友達みたいだった。

小さい頃から今も変わらず
人と話すことが好き。

今では学校でも活発に発表や発言をしているようです。

・外交的なHSPの多くは、安心できる環境で、周囲の愛情をたくさん受けて育てられてきました。

・性格の50%は生まれつきで、残りの半分は、経験や環境などの育ちによって形成されるといわれています。

「ひといちばい敏感な子」 エレイン・N・アーロン著

自然豊かで開放的な環境でのびのび育った娘は
たくさんの愛情を受け取っていたのかと思います。

一方、内向的な次女はどうだったかというと

次女出産とともに退職したため
主に私一人で育ててきました。

今でも人見知りが激しいのは
人との関わりがほとんどなかったためだと思われます。

外交的なHSCの悩み

男女問わず友達に恵まれてきた長女。

幼稚園、学校でも
友達とのトラブルはほとんどなく過ごしてきました。

外では目に見える問題がありません。

しかし、家では大変なことがあります。

友達と家で遊ぶと癇癪を起こす

シャボン玉で遊ぶ子供たち

放課後や休日、友達と遊ぶ約束をよくします。

家に来てもらうこともありますが、
一緒に遊んだ後は後味があまり良くありません。

思い通りにいかないと癇癪を起こしてしまいます。

友達を招待したパーティーでは
自分の思い描いていたスケジュール通りにいかず
大泣きしてしまいました。

どうして

雰囲気を台無しにするの〜

当時はまだ“HSC”を知らなかったので、
自分の子育てを責めるしかありませんでした。

普段甘やかしすぎだから?

でも、HSCの特性を理解できている今
冷静に考えると無理のないこと。

周りに合わせることの疲れが限界に達し、
自分の家では
感情を抑えられないのです。

学校だったら

抑えられているんだろうな

遊ぶ約束をしてきたら快く受け入れるようにしていますが、
家でのサポートは欠かせません。

お泊まり会なんて

冷や冷やもの。

友達との繋がりがあることは嬉しいのですが、
逆にトラブルにならないか心配してしまいます。

遊び終わった後は疲弊している

たくさんの友達がいて楽しそうに見えます。

でも、

友達と遊び終わった後は、ぐったり。。。

お泊まり会から帰った日は表情から疲れ切っていました。

楽しくなかったのかな?

遊んでいるときはテンションマックス!

外では無意識に周りに合わせている結果、
家に帰った瞬間疲れが一気に出ます。

無表情のまま一言も話さないこともあります。

まるで二つの人格を
もっているかのよう

好奇心旺盛で何でもやりたいタイプですが、

とにかく疲れやすいので
ダウンタイムを挟んだ
無理のないスケジューリングが大事です。

HSCを理解してあげる

母と娘

お友達と遊んでいる時に
大泣きしたり、急にテンションが下がったり

ワガママでジコチュウ。

気難しい我が子に悩みました。

他のお友達と違う…

甘やかし過ぎたからじゃないかと
自分の子育てをただただ後悔したり…

でも、「HSC」を知り、
子供が「HSC」であることに気づいてから

親として柔軟に対応できるようになりました。

遊ぶ事前事後に
気をつけています

  • お友達と遊ぶ時は長時間にならないようにする。
  • 事前に遊ぶ時間を決めておく。
  • 遊んだ後はしっかり休ませてあげる。

社交的な子供の意思は尊重しつつも
疲れやすい気質は忘れないように心がけておくことが大事です。

おわりに

友達に恵まれているのに
なかなか上手く付き合えないことに
疑問を抱き続けていました。

“疲れやすい”ことに
気づいてあげられなかったからです。

もっと早くからHSCのことを知っていれば
過去のトラブルもスムーズに解決できていたと
今になって思います。

人と関わる時や関わった後は、
子供の気持ちを読み取って
陰でそっとサポートしてあげましょう。

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