幼稚園行きたくない病が
またやって来た…
我が家の真ん中次女。
年少、年中、年長と登園を渋る時期があります。（現在も）
幼稚園へ行きたくない理由を教えてくれるも先生曰く
園に行くと楽しんでいるみたい。
園に行くのを
すごく嫌がるのは
他に原因があるのかな？
園へ行ってしまえば最後まで過ごせる。
でも、家で幼稚園のことを過剰に意識し過ぎて不安になってしまうのです。
娘の登園拒否を見ていると親への“甘え”だけの問題では無く、
子供の気質が関わっている気がしてきました。
ただの赤ちゃん返りだと
思ってた…
そして出会った言葉が
「HSC」（人一倍敏感で繊細な子供）。
娘は生まれつき“敏感っ子”だったのです。
幼稚園のような刺激たっぷりの環境で一日我慢しながら過ごすのですから
疲れてしまって当然でした。
頑張ってるんだね。
登園拒否の原因は、甘えや幼稚園だけにあるのではなく、子供のHSCが大きく影響していました。
幼稚園に行きたくない理由
新学期の最初は緊張のなか頑張って通っていましたが
5月頃から疲れが見えてきました。
「幼稚園行きたくない。」
の始まりです。（年少、年中、年長の時）
幼稚園
どうして行きたくないの？
子供の答えは…
- 楽しくない
- 楽器の練習が嫌い
- 気の合うお友達がいない
- 前の担任の先生が良かった
子供の通う園は年が上がるにつれて「学習系」に力を入れています。
英語や音楽の時間が増え、
自由に遊べる時間が限られています。
お勉強嫌いな娘にとったら
苦痛だろうな…
新しいクラスになると以前のクラスで仲良くなったお友達と分かれ、
担任の先生も変わりました。
内気な性格で社交性に乏しいので、
お友達と打ち解けるまで時間がかかります。
そして、
大好きだった担任の先生と離れてしまい
寂しさと不安な気持ちでいっぱいなのかと思います。
保育内容とお友達と先生が
娘に合っていれば
行けるのかな？
原因は幼稚園だけではない
家では頑なに「行きたくない！」と言っていても
園へ行けば全く泣かずに楽しそうに過ごしているそうです。
「友達いない〜。」
と言いながらも実際は仲の良い友達と遊んでいて…
そして、苦手な楽器練習も嫌がらずに取り組み…
何の問題も無い様子。
ならば普通に登園できてもおかしくないのに
登園できない…
幼稚園が原因ではなさそう…？
原因はHSC？
長女の不登校で悩んでいた時に出会った言葉
「HSC」“人一倍敏感な子”。
感受性が極めて強く
些細な事でも敏感になってしまう
というHSCの特性を次女ももっていることに気づきました。
小さい頃から恥ずかしがり屋で
家ではよく癇癪を起こしていたので、
ただの内気で消極的な難しい性格？としか思っていませんでした。
でも、
HSCを知って納得。
赤ちゃんの頃から
敏感っ子を感じてた…
刺激のたくさんある幼稚園では無意識に結構なストレスに晒され、
周りに合わせて耐えているのかもしれません。
HSCは登園拒否に大きく影響していると思います。
寂しさと不安な気持ちが強い
登園拒否になっている時期は、
とってもナイーブです。
- 寝る前、朝に「幼稚園イヤ！」と泣く
- 幼稚園の玄関でママと離れられない
- 弟が一緒に登園しないと登園できない
明日が幼稚園！だと思うと、
過度にいろんなアレコレを心配してしまい行きたくなくなるのです。
そこまで深く考えなくても…
そして、赤ちゃん返りをしたかのように
“ママ依存”になります。
「ずっとママと一緒にいたい！」
「ママがそばでいてほしい！」
幼稚園でバイバイするときは
ママと離れる寂しさが溢れ出してしまうのです。
ママの愛情不足？
同じ園でも違う棟へ通う弟が一緒に登園してくれないと行けない
と言うのもなんだか不思議。
兄弟が近くにいるだけでも少しは安心するのかもしれません。
いつも喧嘩してる弟でも
家族は安心する存在なんだね
園では真面目っ子
家では好き放題過ごしているのに
園では超優等生。
きちんと先生の言う事に従い、
後片付けも率先してやっているとのこと。
家と全然違う！？
家ではなかなかお手伝いもしてくれず
基本“ダラダラ〜”な様子が先生には全く想像できないそうです。
外では“良い子ちゃん”。
怒られるのが怖いのです。
どうやら
園では本当の自分を出せていないようです。
疲れてるんだろうな…
家では休ませてあげよう
登園拒否でも充実した幼稚園生活
「幼稚園へ行きたくない」
は心のSOSなのかもしれません。
泣きじゃくる子供を
無理に行かすことは良くない。
子供の気持ちに寄り添うと、
辛さがすごく伝わってくるのです。
でも、幼稚園に行けば
いつかきっと楽しいことがあるので
なるべく行ってほしい！
親は矛盾した気持ちをコントロールしながら…
子供は登園拒否しながらも
充実した幼稚園生活を送っています。
たまには幼稚園を休んでOK！
どうしても行きたくない日が
ちょうど自分の仕事も休みの場合、
休ませてあげています。
休めると分かると
すっごく笑顔で
元気になるんだよね！
平日の休みはとっておき！
休日いつも混み合う公園は貸切状態。
ママも一緒に遊具で遊んだり
鬼ごっこやかくれんぼしたり…
周りの目を気にせず2人の時間を楽しめます。
次女にとって
ママを独り占めできる時間は特別！
なのです。
ママ友とのランチに同伴して
カフェ気分を味わったね。
平日の休みを満喫すれば、
次の日は登園できています。
気分転換して心が満たされたら
幼稚園の事を深く考えずに登園できるのです。
仕事に家事に忙しいけれど
たまには2人の時間を作ってあげることが
大事だと思っています。
子供にも休息は必要！
甘いママで万万歳！
週2、週3の登園でOK！
パートの仕事のある日はどうしても
登園してもらわないといけません。
「ママもお仕事がんばってくるから、
〇〇ちゃんもがんばってね！」
と園の玄関で説得しています。
泣いて登園するときは
先生にお願い！
仕事のある週2、週3でも
続けて幼稚園へ行くことでそのうち…
気の合うお友達ができたり、
先生と意気投合したり、
できなかった楽器を演奏できたり、
子供の自信につながることが増えてきます！
すると
幼稚園が自然と楽しくなってくるのです。
年少、年中ともに
3学期は楽しんでた！
HSCの子供は
一日登園するだけでも
無意識に気を張っていると思うので
きっと相当疲れているはずです。
幼稚園で頑張っている事がすごく分かるので
つい家ではのんびりさせてしまいます。
おつかれさま
子供が登校登園を嫌がると
仕事に行き辛くなりますが、
辞めずに継続していて良かったと思います。
おわりに
子供が「幼稚園行きたくない」と言うと
ただの“甘え”とみなしたり
“幼稚園”に原因を探しがちです。
でも我が家のように、
子供自身のもっている気質が深く関わっている場合もあります。
HSCを理解してから
幼稚園を嫌がる気持ちに共感でき、
親である自分も気が楽になりました。
いつか笑顔で登園できる日が来るだろうと
ゆる〜く心待ちにしています。
辛い時期は
誰にだってあるからね。
きっと乗り越えられる！
