「小さいうちから保育園行かすのはかわいそう。」
「小さいうちは家でみてあげるほうがいい。」
母や保育士の叔母に何度も言われてきたし、
子育てより仕事優先の生活が嫌で退職した経験があります。
小さい時はずっとそばにいてあげるのが子供のため!
だと思い込んできました。
今しかない貴重な時間だから。
しかし、3人目は初めて1歳児クラスから保育園へ預けて
パートの仕事を始めました。が、
全然かわいそうだとは思いません。
むしろ、
子供にとって園生活がとても快適に見えますし、
家族全体が以前よりも良い状態になりました。
1歳から子供を園に預けて、働く生活の充実っぷりを紹介します。
最初は泣いちゃうけど…
初めての保育園。
1歳の頃は会話もできないので、
何がなんだか分かっていない状態です。
だから、最初のうちはバイバイする時に泣いちゃいました。
よくある光景。
でも実際、泣かれると辛いなぁ。
しかし、2週間くらい経つと
「僕は毎日ここに行くことになってるんだ!」
と分かってくるのか
出迎えてくれる先生に抱っこしてもらって、
笑顔でバイバイ。
いやぁ、驚きましたね。
園生活に慣れるまでが大変ですが、
慣れたら当たり前のように登園してくれるようになります。
生活リズムが身につく
「小さい子供には規則正しいリズムを身につけてあげる必要がある」
当たり前のことを分かってはいるものの、
家で確立するのは予想以上に難しいものです。
イヤイヤ期は特に大変。
家ではなかなか上手く子供に伝えられないことを
園生活で自然と吸収させてもらえます。
遊びや食事の時間は毎日同じ、
お昼寝も十分させてもらって
超健康的で理想的な生活リズム!
食べる前には手を洗い、きちんと椅子に座って食べて、
挨拶も言えるようになりました。
子供にとって最高の環境
園には家にない遊具が充実していますし、
晴れた日には外遊び、夏にはプール、
園外へ遠足にも連れて行ってもらえます。
栄養バランスのとれた給食をいただけて、
偏食の悩みもどこかへ吹き飛んでしまいました。
嫌いな食べ物も園では食べてる!
そして、
たくさんの子供たちと過ごし社会性が育まれます。
帰宅途中に今日の楽しかった!の話を聞けるのが
一番嬉しいです。
幼いながらもいろんな制作に取り組み、
貴重な経験をさせてもらっています。
絵の具なんて家で使えない!
保育園ってすごい!
工夫を凝らした室内遊びや
園外での活動や異年齢との交流。
子供が楽しめる環境を日々更新して提供してくれています。
先生に心から感謝。
ご飯も野菜ももりもり食べて、
おまけに1日二回のおやつ付き。
ありがたい。
本当にありがたい。
そして1年を通して、
お誕生日会や参観、運動会、発表会などたくさんの行事があります。
その度に完成度の高い手作りの作品をいただきます。
毎回、感激してます。
とにかく至れり尽せり。
子供は先生からの愛情もいただけて
本当に幸せです。
子育ての相談ができる
毎日、送り迎えの時に、
園と家での子供の様子を先生と共有し、何かあれば相談させてもらっています。
たったの数分ですが、
この時間がすっごく大事!
些細なことでも、
1人だと抱えてしまいそうな不安を一気に解消してくれるのです。
子育ての悩みをすぐに理解してくれる先生は、”神”です。
大丈夫。って前向きになれる。
1年後の学期末には、子供の著しい成長を先生と振り返り、
最初は心配もあったけど難なくクリアできましたね!
と励ましてもらいました。
子供のことを褒めてもらえると、親である自分にも自信がつきます。
仕事でメリハリがつく
パートの仕事は週3のシフト制。
仕事のある日の朝はバタバタと忙しい母ちゃんですが、
職場に着いたら一瞬で仕事モードに切り替わります。
子育て中のママさんたちもたくさんいるので、
休憩時間には話題を共有できるのが楽しいです。
ママ友少ないからね。
仕事が終わったら、園へお迎えに走ります。
「はぁ〜!仕事頑張った〜!」
子供の顔を見れるのが、とにかく嬉しいです。
専業主婦の時に比べて
家で子供と一緒に過ごす時間は減りましたが、
その分濃密な愛情を注げている実感があります。
量より質が大事。
久しぶりの社会復帰にはドキドキしましたが、
外に出ることが良い刺激になって、化粧も念入りに…笑
仕事に行くことで子育てのストレスが減り、余裕が生まれたのか
以前より笑顔で子供と過ごせるようになりました。
おわりに
明らかに園生活は子供や自分にとってメリットだらけでした。
かわいそう。という言葉はさら〜っと聞き流して、
自分の考えを尊重して決めるのが良いかと思います。